宇土市の就労サポートセンター「GAMADUS(がまだす)」が余暇活動にeスポーツを取り入れ、利用者同士の連帯感を培ったり、作業効率の向上につなげたりしている。
eスポーツとの出合いが後押しになり、就労継続支援B型事業所から、より一般就労に近い形で働くA型事業所へと移った利用者もいる。
eスポーツは新型コロナウイルス禍の2020年に導入し、月に4日ほどを、大会への出場や練習に充てている。
GAMADUSの管理者で精神保健福祉士の横山幸輝さん(38)は、ゲームを使った交流が利用者同士の連帯感やコミュニケーション能力の向上につながったとみている。
「利用者にはそれぞれ働く上で達成したいゴールがある。eスポーツはそこに向かうための支援の一つとなる」と期待している。